「一蘭 那の川店」を斬る!

「ラーメンを斬る」第9弾。今回は「一蘭 那の川店」にお邪魔した。

一軒目の「みやちゃん」を滅多切りにしたラーメン侍。しかし、これに飽き足らない4人の侍は、さらなる強者を求め、再び旅に出たのであった。

二軒目に選ばれたのは、ラーメン通のみならず、福岡市民にもよく味の知られる「一蘭」。口直しには最適だ。
前回、一蘭香椎店で期待を裏切られた経緯もあり、今回は福岡市南区日赤通り沿いにある「一蘭那の川店1)へと向かった。

「何で二杯食うの?」という素朴な疑問をいとも簡単に切り捨てた一行は、迷わず(迷ったあげく)ラーメン券(650円)を購入し店内へ。
(「脂解美茶」(200円)を飲むという代替案もあえなく却下。なぜなら、これはラーメンツアーだから。)

そこで思わず自分の目を疑った。
なんと店内にはまたしてもジョーショージのサインボールが・・・。
「オマエ、ラーメンバカリクッテナイデ、チョットハサッカーノレンシューシロヨ!」という、トルシエの叫びが聞こえてきそうだ。

しかし、そんなことには構っていられぬ。早速注文書を書いて、ラーメンを食わねば(リバースしそうだ)。

前回(一蘭香椎店編参照)ラーメンの味については記したので、今回は、注文書について説明しよう。

この注文書、自分の好みを書いてオーダーすれば自分だけのラーメンが味わえるという優れモノ。
こってり好き、あっさり好き、どちらの人も満足できるこのシステムが、一蘭の人気を支えていると言っても過言ではない。

選べるのは、麺の堅さ、味の濃さ、こってり度、チャーシュー、ねぎ、秘伝のたれ、にんにくの7種類について。
前回は、初めての方のために「基本」を選ぶことをお薦めしたが、今回は、スープと麺をより深く味わいたい方のためのオーダー法を紹介する。

まず「麺の堅さ」だが、これは「超かため」を選ぶべし。

麺のコシを味わうには超かためが一番、迷う事なかれ。
一蘭の麺は、福岡のラーメンの中でも屈指の細さを誇り、堅細麺好きの筆者をとりこにするほどだ。
麺のゆで時間を短くできる、という理由で細麺が誕生したと聞いたが、行列ができる店として有名な一蘭では、店の回転を早くするためにも、やはりこの超細麺が最適であろう。

次に「味の濃さ」。

これは「こい味」を選ぶべし。スープをしっかりと味わうためにも、濃い味がお薦め。
さらに替え玉の際、スープが薄まるのを防ぐためにもこの方が都合がよい。
確かに、替え玉用のスープがあるが、やはりじっくりことこと煮込んだスープにかなうものはない。

次に「こってり度」。

これはスープのコクを味わうため、「こってり」を推奨する。
こってり好きのY1号は「超こってり」を絶賛していたが、こってりで満足いかない人のみ、挑戦することをお薦めする。

チャーシューはとりあえず「あり」でしょう。
ネギは「長ネギ」と「万能ネギ」のいずれかを選べるが、「長ネギ」を選ぶのがよろし。

そして、問題の「秘伝のたれ」。

一蘭のスープは秘伝のたれとスープのコクとの絶妙なマッチが売りだが、バランスが崩れるとせっかくの味が台無しになってしまう。
ただ辛いだけのスープにしないため、トンコツの味を殺さないためにも、秘伝のたれは「1/2倍」をお薦めする。

最後にニンニクだが、これもまた厄介。
確かに、ニンニク入りの方がうまいのだろうが、ニンニクの強烈な臭いと味で、スープの味がぼけてしまうという欠点がある。
どうしてもスタミナを付けたい人は「少々」でも良いが、出来れば「なし」にすることが望ましい。

以上がお薦めオーダーだが、あくまでも個人的な好みなので参考程度にするのがいいだろう。何度も通って、自分に合った理想のオーダーを見つければ、楽しみはもっと広がるはずだ。

最後に総評。

超堅細麺、秘伝のたれ、コクのあるトンコツスープはやはり福岡ナンバーワンの呼び声高い「一蘭」ならではであった。
おなかの疲れがピークだったにも関わらず、大満足。格付けはワンランクアップと相成った。めでたし!めでたし!

1) オフィシャル駐車場が存在する。
通りを裏に入ってすぐの月極駐車場内にあるが、非常に分かりにくい。店員に聞いた方が無難。
また現在、改装のため休業中らしかです。(2008.9月現在)

おすすめ度
★★★★☆(オススメ度4:これはうまい!)
一蘭 那の川店 ホームページ
福岡県福岡市南区那の川2-2-10
TEL/092-523-8606
営業時間/8:00~翌7:00(23時間)
定休日/年中無休(2008.9月現在、休業中)
席数/20席ぐらい

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